第１回下関海響マラソン
２００８年１１月１６日

　九州は時々訪れているが、山口県・下関という地域は馴染みが全くない。それに惹かれ、また第１回大会ということで参加を決意した。新幹線を利用すれば土曜日の夕方から晩にかけての時間帯で着くことができる。岡山までＪＲで簡単に行くことができる。そこから新幹線で九州、小倉へ。新下関より小倉の方が便利そうなのでこちらに宿泊することにした。この新幹線でつまならいミスをしてしまった。あまりこれを利用していないので、「こだま」、「ひかり」、「のぞみ」の違いを調べずに乗ってしまった。古い時刻表を参考にしたのもいけなかった。それでは岡山発１９時５１分は「ひかり」になっていた。小倉には２１時２７分に到着予定。しかしこれが同時刻ながら「こだま」に変わっていた。なんと小倉に着いたのは１時間以上遅れていた。結局ホテルに着いたのは午後１１時前。もう寝るだけ。がっかり。大浴場に入ってゆったりとした気分で寝る予定が狂った。翌朝は７時頃ホテルを出発しなければ・・・。ここのホテルがよかったのは６時３０分から無料の朝食サービスがあったこと。これでしっかり「おにぎり」等食べて、満足して出発することができた。なお、小倉から下関までのローカル電車はランナーでいっぱいとなった。２駅で着いたのでよかったが・・・。これを見てもか大な規模の大会であることが伺えた。天気は小雨状態。私の気持ちも遅れた新幹線のような気分であった。

　受付会場は海峡メッセ下関。大きな会場であったが、参加者でぎっしり。そそくさと男子更衣室へ。ここも満員状態、片隅の狭い場所で着替えた。そして外に出ると雨が止んでいた。寒さもあまり感じない。曇り空で絶好のマラソン日和。軽くウオーミングアップしていると、すぐスタート時間が迫ってきた。１５分前には招待選手の挨拶などが次々とあった。その中で元巨人軍の宮本和知さんもいた。下関出身だから招待されたようだ。

　９時スタートで会場から東へ進む。関門橋をすぐ近くに見ながら大勢のランナーと共に走る。第１回の折り返しは６ｋｍを過ぎてから。ここまで全く平坦。ここでは単に海を見ながらというだけでなく、すぐ近くで大きな船が航行していたのを横目で見ながら走ったことが印象的であった。その時船はさすがに私のような「ゆっくりランナー」に比べて速いもの（当たり前だ）と感心した。また関門橋では波が意外と大きかった。そして荒々しかった。

　再度スタート地点付近に帰り、その後日本海方面へ。そこは「響灘」と呼ばれている。国道１９１号線を走る。因みに１９２号線はご存じ、徳島県の池田方面に向かう国道である。彦島大橋を渡る。ここは結構長かった。海を時々見ながら走る。天候は曇り空がほとんどで、気温的にはちょうどよかった。２回目の折り返しは２５ｋｍ過ぎ。ここまで走ってくると完走が見えてきた。今日も歩かずに完走が第一目標。

　給食もバナナやアンパンなどが豊富十分であった。折り返してからはソーメンもあった。後半はエイドごとに給水し進んだ。それほど暑くないのに汗をしっかり書いていた。比較的長い彦島トンネルを抜けるとゴールはすぐ間近であった。今回も5時間を切るタイムでゴールすることができた。膝の痛みを心配しながらの走りであったが、まずまずの結果であった。

　なお、帰りの新幹線は「のぞみ」であった。びっくりするくらい早く着いた。今回は新幹線に乗ったことが収穫であった。