旭ヶ丸　（１０２０ｍ）
２００４年７月１１日

　佐那河内村には有名な大川原高原がある。毎年７月最後の日曜日にはマラソン大会が開催されている。ここに行くには車で行くしか方法はないが、結構大勢の参加者が集まる。標高約１０００ｍの地点にあり、夏でも涼しい所である。ここを有名にしているのが紫陽花である。約３万株という紫陽花が一度に花を咲かせる。山一面にあり、それはもぷ見事なものである。それ以外には風力発電の機械が一機設置されている。

　この山が旭ヶ丸で頂上はこの高原から山道を約１５分歩いた所にあった。その手前には展望台がある。ここからは四方見渡せることができ爽快である。しかし頂上の三角点はその奥にあって、見晴らしはさっぱりであった。

風力発電の機械が目立つ	頂上は見晴らしが悪い

　高原のメインである紫陽花は７月中旬頃が見頃となる。平地より１ヶ月遅れている。駐車場付近の中央部と東と西の３つのパートに分かれている。今年は刈り込みのせいか中央部は葉っぱばかりで花が全く咲いていない。これは非常にガッカリであった。しかし東西の紫陽花園は満開で見ごたえがあった。この日は大勢の花見客が訪れていた。

西のアジサイ園	東のアジサイ園

　この旭ヶ丸には遊歩道が整備されている。遠くの柴小屋山へは１１．５ｋｍ。その他別方向にも遊歩道が整備されていて、夏でも木陰道で快適である。５月には「アケボノツツジ」を見るために、ここから柴小屋方面まで歩いた。ハイキング、山歩きにはとてもいい山である。下の写真は山頂付近で見つけた「ホタルブクロ」。他にもあったが、それらは皆白い花であったが、これは唯一薄紫色のかわいい花であった。