　１１月３日、文化の日快晴の天気に恵まれました。徳島から平井さんと私、香川から藤原さん、高谷さん、坂本さんの５名で三嶺登山を行いました。貞光から１台の車で名頃まで行き、そこから林道に入りました。ほとんどの人はこの林道の上で車を止めて登るようです。私達は一番下の入口から歩きました。林道は車で行けますが、ガタガタ道でした。この林道に行ってすぐに道が塞がれていました。恐らく台風（２３号？）のせいで土砂くずれが起きたためのようでした。ここで断念かと思いきや、直ぐ横に道亡き道の抜け道がありました。この部分を通過すると、それ以外の土砂崩れはなく紅葉の中気持ちよく進むことができました。

　緩やかな坂道の後、登山口に着きました。ここで外人の女性が一人休んでいました。軽く挨拶した後、本格的な山道を上がる。道は悪くないがかなりの坂が続く。平井さん、高谷さん、坂本さんは快調に登る。遅れて私と藤原さんが続く。一部ぬかるんだ所もあったが、あまり台風の影響は残っていなかった。

　山頂近くになると、より急坂となり、岩場が多くなる。気をつけないと転落の恐れも。しかしここからは見晴らし抜群。剣山、丸石などの山容がくっきりと見える。特筆すべきは山肌が赤っぽく見えること。これは国の天然記念物の「コメツツジ」の赤い葉によるもの。その名前のごとく、小さくてかわいい葉っぱで赤色に変色？しているらしい。これが山の緑ときれいなコントラストを描いている。こんな風景は初めてである。天気もよく実に爽快で、まわりの自然の美しさに見惚れてしまう。噂どおり三嶺は素晴らしい山である。


山頂近くになると急峻となる。	大きな岩が突出。

赤と緑のコントラストが見事。	コメツツジの群生。

池と避難小屋	三嶺山頂から天狗塚に続く

山頂にて５人で記念撮影	後姿もいいですね。